ウッドフォード: 今晩ご覧の現役の従業員の皆さまに、まず一言。ご覧に頂いてありがとうございます。本日、この機会を生かして、私の真意をご承知いただきたいと思います。ぜひ、よろしくお願いします。
まずは、残念ながらいろんな悪質な噂が流れているようですが、例えば私が中国勢や韓国勢と組んで何かオリンパスの技術を日本から奪おうとしているのではないかとか、ハゲタカファンドと組んでオリンパスの身売りに繋がるような、もしくはオリンパスをバラバラにするような仕組みを図っているのではないかと言われているようです。ここではっきりと言っておきたいのですが、私はそのようなことは絶対にしません。私はオリンパスを独立した会社として生かしたいと思っています。それは私の本当の念願です。
日本人は本当に忠実心や帰属心を重視されると思います。いわゆるロイヤルティーをとても大切にされている国だと思います。そこで私は自分のことについて2つを申し上げたいと思います。1つは私はオリンパスに30年以上勤めてまいりました。また、入社して1年目に今の妻となった人と出会って、結婚も30年続いています。私もロイヤルティーをとても大切に思う人間です。
(社員の)皆さんにとってオリンパスは非常に知名度のある社名でもありロゴでもありますが、私にとってオリンパスは単なる社名とかロゴとかではなくて、オリンパスは人間です。私はオリンパスに30年以上にわたって勤めてきたおかげで、素晴らしい多くの人間と良い関係ができましたので、「こんなことをやっていてアホらしいんじゃないですか」と周りに言われることが多いのですが、朝起きてコンピューターをつけて前の夜から送られてきて溜まっているメールを見て、「頑張って下さい。是非オリンパスの為にさらに頑張って下さい」というメッセージを読んで励まされていまして、私は自分のことじゃなくオリンパスを優先的に考えていまして、そのように励ましていただきながらこの場を去ることはできません。